病院の6割超えが、赤字経営であるという調査結果が公表されています。
2024年度の診療報酬改定後に病院がより深刻な経営難に陥っていて、物価の高騰や賃金の上昇に伴い、診療にかかる費用が収益を上回り、経常利益が赤字の病院が6割超えとの事でした。
さらに、これから、国が負担する医療費などの削減を目指して、 「OTC類似薬」の保険適用を外す政策が実現するかもしれないと言われています。
薬が高くなると、受診控えも予想され、ますます、病院経営にはダメージがあると予想されています。
病院も淘汰される時代に、どのように差別化し、選ばれる医療機関になるのか、待っていたら患者さんがきてくれる時代から、変わっていく、大変な時代です。
患者さんに納得、満足の医療を提供できる医療機関になるべく、独自価値の創造も含め、理念経営がますます重要視されてくると思います。
坂井田美希
