接遇は義務ですか?
ある、院長先生が、自院に、接遇コンサルティングを導入しようとスタッフの方に相談したときに、
受付スタッフの方から言われた言葉とのことでした。
接遇をやるのは義務ですか?
研修は自由参加ですよね?
少なからず、このようなご意見をお聞きすることはありますが、
接遇を、やらされること、面倒なこと、忙しいのにやってられない、と、間違った色眼鏡で見てしまうとこのような意見になるのかと理解いたします。
接遇の本当の意味、真の価値を知っていただけたら嬉しく、
接遇を長年学んで、『接遇を学べて本当にありがたかったです。家族の仲も良くなりました。』と
院長先生にお礼を言われるスタッフさんがみえるのも事実です。
職場の人間関係はもちろん、
プライベートでも、子供との関係、配偶者との関係、友人関係などにも接遇はプラスの影響をもたらします。
研究によると、夫婦喧嘩を見た子供は脳へ大きなダメージを受けるそうで、殴る蹴るの暴力を受けたり見たりするよりも、ダメージが大きいそうです。
夫婦喧嘩がなくなりました、というスタッフの方は、
相手の立場に立って考える、相手を良く観察する、相手の話をよく聴く、など自然に接遇を家庭でも実践することで、
少しずつ感謝の気持ちが湧いてきたそうで、結果的に夫婦喧嘩の回避に繋がったのだと思います。
接遇は人生を変えるスキルである、と、私は確信を持ってお伝えしております。
ぜひ接遇を学べるチャンスがあったら、そのチャンスは最大限活かしてほしいなと思います。
坂井田美希
